久々に映画を観た、アマプラで。これ以前に何をみたか覚えてないくらい久々に観た。
Nirvana/ニルヴァーナのSomething in the wayではじまる。全体的に暗い画面でピントが狭くてモノクロ写真をみているような印象。
ノワールな探偵ものをみている感じ。リドラーのクエスチョンから広がる賄賂や汚職。闇の世界に過去の重い記憶や復讐やらがドロドロに絡み合って画面の暗さが覗いてはいけない深い井戸の深淵のように感じてくる。
現代に当てはめれば富める者と否の分断って感じか。自己責任といえど生まれはどう変えられようか、運命という定めなのか。リドラーとバットマンの立ち位置が重なったり真逆だったりでどうすればいいか問いを投げかけてくる。
汚職、スリル、サスペンス、バイオレンス、闇、、、もはやインスタの”映え”とはほど遠い位置。ただ何かが美しい。無法地帯にならない、バットマンがいて。
この映画にメッセージ的なものがあるなら最後にバットマンがつぶやいた台詞がそのまとめというところか。
全体的に暗くて2時間何を観てたかな?と思いつつも観たインパクトはしっかりと残って記憶の中で映えている。